助産師が教える妊娠初期症状と気をつけること

妊娠に気づいたときから、もうおなかの中での子育ては始まっています。 とても大事なことなのに、わからないことだらけで、幸せだけれどとても不安……かもしれませんね。今、どう過ごしたらいい?そのヒントをお届けします。

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妊活中の人なら、「葉酸」という栄養素は一度は耳にしたことがあるかもしれません。

妊活中に葉酸を摂取すべき理由、それはお腹の赤ちゃんのためなのです。

妊活中の女性が摂っておきたい葉酸の量は、妊娠4週前から妊娠12週まで、1日400マイクログラムの葉酸サプリメント。

妊娠がわかってから葉酸を摂取するのではなく、妊活中から摂取するようにしましょう。

葉酸サプリメントをじょうずに利用する


妊娠しやすい体づくりとして、さまざまな栄養をしっかりと摂取する必要がありますが、妊娠したときの赤ちゃんのためにも、妊活中から栄養を摂っておきたいもの。

なかでも妊活中にぜひ摂っておきたい代表的な栄養素は、葉酸です。

ビタミンB群の一つである葉酸は、モロヘイヤやホウレン草、ブロッコリー、果物やレバーなどに含まれる栄養素で、細胞が増えたり臓器がつくられるときに欠かせないもの。

母親のお腹の中で胎児の神経管がほば完成するといわれているのは妊娠6週頃で、この時期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの脊髄神経を収納する神経管がうまくつくられなくなることがあるとされています。

赤ちゃんの神経管がうまくつくられなくなると、二分脊椎という先天性の病気をもった赤ちゃんが生まれるリスクが高まります。

二分脊椎の赤ちゃんは生後2~3日以内に、脳神経外科医による手術が必要になったり、赤ちゃんは水頭症を合併する率が高まるなど非常に深刻な病気。

妊娠前から葉酸をしっかりと摂取することで、二分脊椎の赤ちゃんが生まれるリスクを減らすことができるのです。

厚生労働省では妊婦は食事から480マイクログラムの葉酸を摂ることを推奨していますが、実際にこの量を食事だけから摂取するのは非常に難しいことです。

そのため葉酸サプリメントの内服が非常にたいせつになります。

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葉酸

妊娠初朋だけでなくずっと必要な栄養素

葉酸は妊娠前~妊娠初期にとることが推奨ぎれでいますが妊娠中期以降もおなかの赤ちゃんの発育のために必要です。

葉酸は、胎児の脊髄が必要となる栄養素、さらに妊娠中は、妊娠前と比べて2倍の量をとるように推奨されています。緑黄色野菜や海草類、果物。豆類などに多く含まれていて、熱に弱いのが特徴。

サラダやスムージーなど。調理法にも工夫してください。

 
サプリメント

葉酸や鉄分を補うのには○

必要な栄費素をサプリメントで補うのはいい方法ですがサプリメントの選び方に注意してください。

安いものや高価なものは避けるほうが無難てす。


カフェイン

控えたいものだけど大量でなければ大丈夫

カフェインは興奮作用がありカルシウムを体外に排出させる働きがあるのでとりすぎには注意

コーヒーや紅茶を気分転換に1日1~2杯もいなら問題ありません。


X線検査

妊娠がわかってからは必要最低限に

X締検査は、1回受けたくらいの線量では問題ありません。ただし、よほどの緊急事態で必要があるとき以外は、基本的には避けましよう。


スポーツ

おなかの痛みなどがなければ今までどおりでも大丈夫

おなかの痛みや出血といったトラブルがなければ、好きなスポーツをやめる必要はありません。

ただ、転倒やおなかを強く打つ危験のある運動には注意。




必ず医師に相談して使いましょう

薬の中に妊娠中は使用を控えたほうがいいものもあるので医師に相談を。


タバコ・お酒

妊娠に気づいたらとにかくストップ


二コチンもアルコールも血流にのって赤ちゃんに届いてしまいす。

小さな命にはどれもとてもこわいものなので、妊娠がわかったらすぐにストップして。

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