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妊娠しやすい体づくりのためには、さまざまな栄養をバランスよくしっかりと摂取する必要があります。

特に妊活中に意識的に摂取したい代表的な栄養素は、葉酸です。

葉酸はビタミンB群のひとつで、モロヘイヤやほうれん草、ブロッコリー、アスパラガスといつた緑黄色野菜のほか、イチゴやキウイなどの果物、またレバーなどにも含まれています。

人間の細胞が増えたり、臓器がつくられるときに欠かせない栄養素です。

葉酸は水溶性のビタミンであるため、野菜をゆでるなど加熱することで、多くが失われてしまいます。

そのためサプリメントからの摂取が効率的です。


葉酸が不足すると病気をもった赤ちゃんが生まれるリスクが高まります。

葉酸は細胞がふえたり、臓器がつくられるときに必要なため、お母さんの子宮のなかで赤ちゃんが大きく成長する時期には、葉酸もこれまで以上の量が必要となります。

お母さんのおなかの中で赤ちゃんの神経管がほぼ完成するといわれているのは妊娠6週頃。

この時期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの脊髄神経を収納する神経管がうまくつくられなくなることがある、とされているのです。

赤ちゃんの神経管がうまくつくられなくなると、二分脊椎という先天性の病気をもっった赤ちゃんが生まれるリスクが高まります。

二分脊椎とは、生後2~3日以内に、脳神経外科医による手術が必要になったり、水頭症を合併する率が高まるなど、非常に深刻な病気。

妊娠前から葉酸をしっかりと摂取することで、二分脊椎の赤ちゃんが生まれるリスクを減らすことができるのです。


妊娠初期はつわりでつらい時期、食事だけで補うのは難しいので葉酸のサプリメントをじょうずに使いましょう。

厚生労働省によれば、妊婦は食事から480マイクログラムの葉酸を摂ることを推奨しています(日本人の食事摂取基準2015年版)。 

しかしつわりもある妊娠初期にこの量を食事だけから摂取するのは非常に難しいことです。そのため葉酸サプリメントの内服が非常にたいせつになるのです。

妊活中の女性が摂っておきたい葉酸の量は妊娠の4週前から妊娠12週目までの期間、1日400マイクログラムと言われています。